土砂を無駄にしない!特許技術で未来を守る砂防工法

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土木管理総合試験所は、「土砂の利用可否判定方法」の特許を取得しました。この技術は、砂防ソイルセメント工法において、土と水とセメントの混合物が固まるかどうかを事前に判定できる画期的な方法です。従来、実際に混ぜてみるまでわからなかった硬化の可否を、微生物量に基づいて事前に判断することが可能になりました。


この判定方法は、微生物が土の硬化に大きな影響を与えることを発見したことから開発されました。微生物量が多い土は固まりにくいという性質を利用して、時間とコストを大幅に削減することができます。通常、混合物の硬化には1か月半ほどかかり、評価には100万円以上のコストがかかることもありますが、新技術により、これらの負担が大幅に軽減されます。


八木澤取締役は、この技術が災害対策に大きく貢献すると期待しています。ソイルセメントは、土砂災害を防ぐための重要な工法であり、適性を迅速に判定できることは、迅速な対応と費用削減に寄与。特許取得に至るまでの研究には5年を要し、適した土を探すために全国を奔走するなど、多くの努力が積み重ねられました。