地震に備える!地盤の品質管理を徹底解説、液性限界と塑性限界試験とは?

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8月、気象庁より初めて「南海トラフ地震臨時情報」(巨大地震注意)が発表されました。地震大国といわれる日本で、個人が震災に備えることはもちろん、地震による土砂崩れなどを事前に調査する技術が注目を集めています。

液性限界と塑性限界試験は、土壌の特性を評価するために非常に重要な試験です。これらの試験は、土壌の状態が液状化する点(液性限界)や塑性を失う点(塑性限界)を特定するもので、地盤の安定性や安全性を確保するための基本的なデータになります。


液性限界と塑性限界試験は、地盤解析の基礎データを提供するものであり、その結果は多くの土木工事において活用されています。たとえば、道路の建設や堤防の設計、基礎工事などでの地盤の安定性を評価する際に、これらの試験結果が使用されます。また、土壌の種類や特性を理解することで、適切な地盤改良方法を選定することが可能となります。


液性限界試験は、土壌の水分含有量を増加させながら、特定の条件下での土壌の挙動を観察することで行われる一方、塑性限界試験は、土壌を乾燥させていく過程で、その土壌が塑性を失う点を測定します。これらの試験は、専門の試験機器を使用し、厳密な手順に従って実施されており、その結果は、地盤の安全性を確保するための重要な指標となります。これらの試験結果に基づいて、地盤の改良や補強が必要かどうかが判断されますし、地盤の品質管理や施工後の安定性確認にも使用されます。適切に実施された試験によって、地盤の信頼性を高めることができるのです。


最近では、液性限界と塑性限界試験においても、最新の技術が導入されており、デジタル技術や自動化された試験機器の導入により、試験の精度や効率が飛躍的に向上しました。


土木管理総合試験所では、最新のテクノロジーを駆使しながらこの2つの試験をはじめとしてインフラの調査点検を行っています。




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