高精度レーダ技術で鉄道の安全を確保!土木管理総合試験所の最新探査システム

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土木管理総合試験所は、鉄道の安全運行を支える技術として「軌道下空洞探査システム」を提供しています。このシステムは、高精度の電磁波レーダ技術を用いて、線路下の空洞や異常を効率的に探査することが可能で、鉄道の安全・安定輸送を確保するための重要な役割を果たしています。

夏休みが始まったばかりの2024年7月22日、新幹線の保守用車両同士が線路上で衝突、脱線し、浜松―名古屋間の上下線で終日運休しました。


この事故で、約25万人に影響が出たと報道されています。


当社は、道路や鉄道、空港など様々なインフラの調査点検を提供しています。最新のデジタル技術と人的リソースにより様々なリスクを事前に発見し防ぐことで安心安全なインフラ環境を支えています。


今回は、今回の事故と直接的な関係はありませんが、当社が提供している「線路の陥没や空洞化調査」についてご案内します。


路線陥没の原因には、鉄道盛土内に発生する空洞があります。近年の局地的大雨、集中豪雨は盛土表面の崩壊を引き起こしますが、同時に地盤内の緩みを助長し空洞を発生させることがあります。

そこで、地盤内の空洞等の状態を非破壊で効率的に探査できる技術として、当社は「軌道下空洞探査システム(3Dレーダ探査システム)」を開発しました。


線路の上を高精度レーダを搭載した専用台車を走らせるだけで、線路下に潜む空洞化などのリスクを感知することが可能です。この3Dレーダは一般のレーダ探査に比べると周波数が200MHz~3000MHzの広帯域のステップ周波数型で、大量の受信データの処理時間を短縮しました。高速で探査しても短時間で探査結果の画像をパソコン画面上に表示できることから、高精度な調査を効率よく実現することが可能です。


詳細は、添付の資料をご確認ください。